新発表品種

 

ブラジル
(ブラジル原産新品種)
(欧州種)

Brazil

本種は1988年に「紅高」を発見したブラジルの高倉サダオ氏が1993年に「紅高」の枝変わりとして発見した黒色変異種である。熟期は紅高よりやや遅いがやはり着色先行形で着色よく全体的に色づく。マスカットハンブルグにもよく似ている。裂果 はあるが少ない。糖度は着色始めは16度程度だが完熟すると18度に達する。酸味も最初は強いが成熟するにしたがってよい味になる。果 粒、果房の形状はルビーや紅高に似る。短楕円形粒89gだがまだ若木なのでもっと肥大すると思われる。プレタ(黒の意)と最初は呼ばれていたが、最近、本種の将来性に大きな期待をかけて「ブラジル」と命名された。本種の元である「イタリア」の命名に因んだものであろう。ブラジルではなぜか枝変わりが多発する。気候の変化が激しく、低温のあと急に高温がきたり、紫外線、赤外線などを多く含む太陽光線の性質に激しいものがあり、栽培法も密植強剪定や2回収穫などを行うので木がストレスを受けやすいのではなかろうか。数多く突然変異が発見されれば素晴らしい性質の新品種が生まれるチャンスも多くなる。「ブラジル」とブラジルのブドウに注目したい。

フリー台1本 2,800

(税込3,024円)