主要食用品種
赤 嶺 (M.T.C.) (1995年再検定合格) (欧州種) Sekirei (甲斐路の早熟着色系枝変わり)
↑ビニールハウス内の、赤嶺
山梨市の三沢昭氏が発見した甲斐路の早熟着色系枝変わり品種。甲斐路より20日も早熟である。当所は三沢氏のご了解を得て発表している。赤嶺は生産者のアンケートでは堂々、人気第1位 に入った期待されている品種で、山梨を中心に増植され栽培地域が拡大しつつある。特性は甲斐路と殆ど同一であり、異なる点は、熟期が9月初〜上旬と20日も早く、着色良好で、色素分析の結果 、甲斐路よりアントシアニン色素が3倍もあり、濃厚な着色をすることである。ガーネット、シャインレッドなども同じく甲斐路の枝変わり品種であるが、山梨ではこれらの中で、この赤嶺が着色の良さと早さで圧倒的人気を持っている。始めは鮮紅色であるが、粒の根元まで完全着色し、完熟すると紫紅色に近くなる。糖度は高く、18〜20度であるが、M.T.C.組織培養したものは、21〜23度に達した。品質最高、脱粒性なく強靱で、棚持ちがよく、9月上旬に成熟した房が11月上旬まで棚持ちした。裂果 性はない。また、甲斐路より、耐病性が強くなり、縮果病、黒カビ病の発生が少なく栽培はより容易である。甲斐路の着色が困難な地域でも、本種の着色の容易さ、早熟性から、栽培が可能になった。また、被覆栽培しても着色に不安がなく、東北以南であれば多雨地でも栽培が可能である。栽培・防除は基本的に甲斐路に準じて行う。
M.T.C.1本 2,200円(税込2,310円)
フリー台1本 2,000円(税込2,100円)