主要食用品種

 

ロザリオ ビアンコ
(ロザキ×アレキ)
(フリー)
M.T.C.
(欧州種)
Rosario Bianco
Rosaki×Muscat of Alexandria


↑路地の果実

↑ビニールハウス内のロザリオ

1976年当所が名門品種同士を交配して育成した純欧州種。19878月品種登録(第1405号)された。円錐形大房、房作りして400600g、粒着よく、房当たり40粒程度に摘粒する。楕円形巨大粒814g31×26mm)、最大16g。外観は優美でロザキに似るが、果 粒はアレキに似て先端の方が太い倒卵形粒もある。緑黄色〜白黄色、完熟してもロザキのような褐色の斑点はなく美しい。肉質は崩解性でやや緊まり、ロザキに似てまろやかで多汁。果 皮は薄いが強く裂果はほとんどない。果皮と果肉の分離は難。食味よく上品で品質は極上。糖度は極めて高く、実生はウイルスフリーのためか2021度に達し、実に旨い。酸は少なく香りはない。熟期は9月上旬〜中旬。果 梗は太くはないが、脱粒はなく、輸送、貯蔵性は強い。樹勢は旺盛である。欠点は萌芽が遅く、むらであることで、徒長枝ほどこの傾向が強く、落ち着いて枝梢が小指以下の手頃な太さになれば萌芽は揃う。樹冠を速やかに拡大して、少肥栽培・弱剪定等により樹勢を落ち着かせること。防除・栽培は基本的には甲斐路など欧州種と同じでよい。適地は広く、山形以南の排水良好地で、ネオマスカットが栽培できる地帯。本種は、最近の人気品種が着色種ばかりという中で、数少ない白色種のためか、注目され始め、生産者の人気は、アンケートでは赤嶺に続いて第2位 に入っている。消費者の反応も抜群によく、露地でも栽培できる大粒高級種としてこれから伸びる品種の一つである。満開1520日後、25ppmのジベ処理で果 粒の肥大と果梗の強化を図ることができる。粒は小豆大(9×6mm)以降が良い。2回処理で無核化も可能であるが、果粒の肥大が充分ではなく普及していない。なお、フルメットを混用すれば果粒は肥大するが、糖度が低くなる。高品質を保つにはジベレリン単用が無難である(本種の栽培、ジベ処理に関しては簡単な資料があります。お問い合わせ下さい)。

 

M.T.C.1本 2,700円(税込2,835円)

フリー台1本 2,500円(税込2,625円)