ごあいさつ

　毎度格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
　弊社は植原葡萄研究所を昭和28年に開設以来、70余年にわたり葡萄苗木を専門に生産販売してまいりました。近年は、各研究機関のご指導を頂きながら、苗木の品質向上に向け努力を続けております。また、本年度新たに二名の社員を迎え入れ、組織能力の向上、若返りにも取り組んでおります。
　最近の気候変化により、今年は春先から木の不具合、生育不良の報告を耳にしております。苗木、成木の発芽不良。成木での幹の裂傷。生理障害とみられる葉、花穂の異常等です。特に冬場降雨が無く乾燥が続いたエリアからの報告が多い事から、冬場の対策と管理の重要性を再認識させられたスタートとなりました。もう一つは秋伸びによる枝の登熟不良等も春先の障害の原因と考えられております。基本的な管理を徹底し、不具合を減らす努力を続けて行きたいと考えております。
　さて、御高承の通り、昨今の肥料農薬資材費の高騰、人件費の上昇等により、今までの価格を維持するのは難しく、本年度値上げさせていただくことといたしました。
　日頃よりご愛顧を賜っておりますお客様各位にはご迷惑をおかけしますが、どうかご理解いただきますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。尚、改定後の価格に関しましては品種解説の各品種欄にてご確認下さい。
　今年も社員一同、生食用、ワイン用の良質な苗木の生産販売、次世代を担う新品種作出に向け全力で取り組んでまいります。これまでのご愛顧に感謝いたしますとともに、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年（令和7年）8月

農業生産法人
（株）植原葡萄研究所　代表取締役会長　植原宣紘

代表取締役社長　植原　剛

UEHARA Grapes &
Vines Research Institute Co.,Ltd.
1-12-2 ZENKOJI KOFU-SHI YAMANASHI JAPAN
〒400-0806 TEL. 055（233）6009
FAX. 055（233）6011
e-mail info@uehara-grapes.jp
URL http://www.uehara-grapes.jp

（株）植原葡萄研究所
代表取締役社長 植原　剛
一般社団法人日本果樹種苗協会正会員

2021年4月1日より、改正種苗法が施行されました。新しく開発され、国に登録された品種を保護する為の法律です。（改正種苗法の詳細は、農水省のHP等でご確認ください。）

PVPマークは、種苗法の登録品種を表示するマークです。
このマークの付いている種苗・剪定枝を、育成者の許諾なく業として利用（増殖、譲渡、輸出等）する行為は、損害賠償、刑事罰の対象となりますのでご注意ください。
※PVPはPlant Variety Protection（植物品種保護）の略称です。